気象庁などは3日午前までに、茨城県、千葉県、神奈川県、山梨県、静岡県、愛知県の一部地域に、大雨による土砂災害警戒情報を発表した。

気象庁の公式ホームページでは該当地域について、5段階の警戒レベルの上から2番目となる「警戒レベル4相当」として「避難が必要となる危険な状況となっています」と告知。「崖の近くや谷の出口など土砂災害警戒区域等にお住まいの方は、市町村から発令される避難指示などの情報に留意し、少しでも安全な場所への速やかな避難を心がけてください」と呼びかけている。

また、神奈川県平塚市は、複数の河川で洪水による浸水被害が発生している可能性があるとして、「警戒レベル5 緊急安全確保(洪水)」を発表。市長室危機管理課・災害対策課の公式ツイッターなどで避難や警戒を呼びかけている。

土砂災害警戒情報は、大雨警報(土砂災害)の発表後、命に危険を及ぼす土砂災害がいつ発生してもおかしくない状況となったときに、市町村を特定して警戒を呼びかける情報で、自治体と気象庁が共同で発表する。