東京・上野動物園は27日、双子のジャイアントパンダについて、雄の赤ちゃんの体重も1キロを超えたなどと報告した。雄は体重1164グラム、体長30センチ。先に1キロ超えが確認されていた雌も体重1367グラム、体長30・5センチまで成長した(いずれも26日時点)。雄のほうが約200グラム小さいが、どちらも健康状態は良好で、問題はないという。

この日公開された動画では、2頭が並んで、バンザイしながらおなかを上に向けて寝転がる様子=いわゆる“ヘソ天”もみられた。赤ちゃんは、母親シンシンが1頭の世話をしている間、もう1頭は保育器で飼育管理されている。

シンシンは依然、産室ですごしている。落ち着いて赤ちゃんの世話をしており、食欲もある。お姉さんになったシャンシャンは体重89・2キロ(25日時点)。父親リーリーともに健康で、猛暑が続いているため、主に室内ですごしている。