れいわ新選組の山本太郎代表は16日、東京・池袋で街頭演説を行い、19日公示の衆院選(31日投開票)の対応について、比例代表東京ブロックから出馬する考えを明らかにした。比例単独候補としての出馬で、選挙区への出馬は見合わせた。東京ブロックの比例名簿は1位という。

東京ブロックの比例名簿の順位を1位としたことについて、「国会が一番嫌がるミサイル撃ち込む必要あるでしょ」と話した。

19年の参院選では、比例代表に出馬。比例特定枠を使い、同枠1位に難病のALS患者の舩後靖彦氏、2位に脳性まひで重度障がいがある木村英子氏を入れ、山本氏は3位に入って選挙を戦い、舩後氏と木村氏が当選していた。

れいわ新選組の中では理解を得ているといい「1番手で乗り込ませてくれということはれいわの仲間は理解してくれた」と語った。

山本氏は今月8日、いったん、国政初挑戦した2012年衆院選で出馬した東京8区への出馬を表明。しかし、野党間の候補者調整が完全に解決していなかったことから、地元の野党候補の支援者らが反発し、出馬を断念。あらためて対応を模索していた