テレビ朝日系の衆院選開票速報特番「選挙ステーション2021」が10月31日放送され、司会の元NHK大越健介氏が、生中継で出演した岸田文雄首相に野党との対話を提案した。

大越氏は「安倍政権の時からですけど、自民党が抜きんでた力を持っていて、一強他弱と言われていた。岸田さんはせっかく聞く耳を持っていらっしゃるわけですから、これからも野党の党首とも胸を開いて、政策決定していってはいかがでしょうか」と尋ねた。岸田首相は「もちろん政策決定は与党としてしっかり最後しなければならないところですが、そのプロセスにおいて、与党だけではなく必要であれば野党と対話するということも考えていきたいと思っています」と述べた。

中継が終わった後、大越氏はあらためて「与党が野党と対話することが必要だと私は思いますし、対話をする姿を見せていただきたいと思いました」とあらためて質問の意図を明かした。