立憲民主党は10日、枝野幸男代表の辞任表明に伴う代表選の日程を「19日告示、30日投開票」とする方針を固め、党代表選管理委員会が12日の臨時常任幹事会で正式発表する。当初は21日告示の案もあったが、国会議員、衆参の総支部長、地方自治体議員、一般党員・サポーターによるフルスペックで実施され、自治体議員や一般党員・サポーターは郵便投票で行うため、前倒しされた。

代表選の候補には10日、西村智奈美元厚生労働副大臣も浮上した。西村氏は所属する菅直人元首相のグループ会合で出馬を促す声を受けた。西村氏は国会内で「立民はジェンダー平等や女性の政治参画に取り組んでおり、女性候補者も必要だ」と語った。

代表選には小川淳也元総務政務官、大串博志役員室長が立候補に前向きな姿勢を示している。玄葉光一郎元外相は10日のBS-TBS番組で「中堅の方々を押しのけて出ない方がいい。いまの局面は若い人を支える方がいいのではないか」と不出馬の意向を示した。泉健太政調会長や馬淵澄夫元国土交通相、江田憲司代表代行の名前も上がっている。