立憲民主党の代表選(30日投開票)は25日、逢坂誠二元首相補佐官、小川淳也元総務政務官、泉健太政調会長、西村智奈美元厚生労働副大臣の4候補が、スポーツ紙のグループインタビューに応じた。

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4氏は代表となった時に、岸田文雄首相との「党首討論」で、真っ向からぶつけたい質問について語った。逢坂氏は岸田氏と、高市早苗政調会長の主張が異なる点を指摘し、「高市さんと話は合いますか? と聞きたい。岸田さんと高市さんは、ま逆だと思う。選択的夫婦別姓や、LGBT差別解消法は大丈夫か」と皮肉った。

西村氏は「金融所得課税の見直しはやらないんでしょうか、と聞きたい」、泉氏は「令和版所得倍増計画はどうなったんですか?」と岸田氏が自民党総選挙から衆院選で公約に掲げた点を突っ込んだ。小川氏は「安倍(晋三元首相)さんが残した負の遺産を清算する気があるのか。公文書も問題やさまざまな汚職を含めて政治の信頼を著しく傷つけた10年近い歳月。この負の遺産を清算する気があるのかどうか」とした。