兵庫県と鳥取県の県境にある氷ノ山(ひょうのせん)(1510メートル)で30~70代の男性登山者5人が遭難した事故で、4人は救助されたが、残る1人の捜索は30日、捜索開始から4日目を迎えたが悪天候で断念され、31日に再開される見込みとなった。

兵庫県宍粟署によると、29日午前は県警のヘリコプターによる捜索が行われたが、強い寒気の影響による悪天候で中断された。30日も再開ができていない。捜査関係者によると、救助された4人のうちの1人が「動けなくなった男性を車に残してきた」と話しているという。