東京ドームをワークスペース(働く場)に変え、テレワークの場を提供する試みが20日、始まった。

ワーケーションが人気となる中、東京ドームで気分を変えて仕事をしてみたらいかが、という三井不動産の法人向けシェアオフィスサービスで、初日のこの日は約40人がプレミアムラウンジやスタンドで仕事をした。

三井不動産はホテルや商業施設などを使い、全国146カ所にシェアオフィスを設けているが、球場は初めて。

東京ドームも「ナイター開催日の(施設の)活用」を検討していたことから、試験的に午前8時~午後2時までワークスペースに変えた。28日までの期間中、グラウンドではフィットネスイベントも行われ、オーロラビジョンからは巨人軍の戦いが流れる非日常空間での仕事になる。