立憲民主党から参院選比例代表に出馬し当選した辻元清美氏が16日、ツイッターを更新し、銃撃され殺害された安倍晋三元首相の国葬実施に反対の意見を表明した。

辻元氏は「安倍元総理の『国葬』に反対します」とし「どんな功績や基準で判断されたのか不透明。私も安倍元総理の死を悼んでいます。しかし安倍政治の功罪はしっかり検証されるべき。それを封印して『国葬』に踏み切ることは、国民の分断につながりかねないと懸念しています。岸田総理、再考を!」と訴えている。

安倍元首相の国葬をめぐっては15日、共産党、れいわ新選組、社民党が反対を表明している。立憲民主党の西村智奈美幹事長も16日、ツイッターで「安倍元総理の死去に改めてお悔やみ申し上げます」とした上で「岸田総理が国葬と発表した件について、私は閉会中審査を求めたい。どなたであれ特定の政治家を国葬で弔うのは慎重であるべきで、私は反対です。経緯と予算について決めた岸田総理には説明責任があります」と反対を表明している。