米IT大手マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏(66)が18日、自民党の茂木敏充幹事長(66)と党本部で会談を行った。

午後3時半ごろ、ゲイツ氏は茂木氏と約15分ほど面会。2人は会談を終えると、和やかな雰囲気で報道陣の前に現れた。報道陣から「会談はどうでしたか」と英語で問われると、茂木氏が「とても良い会談ができた」と笑顔で応えた。

ゲイツ氏は18日午前、林芳正外相(61)と外務省で面会した。20年春に叙勲が発表されていた「旭日大綬章」の証書と勲章を受け取った。米慈善団体「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」を通じた、途上国の公衆衛生を改善した取り組みが評価された。林氏は「グローバルヘルス分野での継続した貢献に期待している」と語り、ゲイツ氏は「光栄だ。残りの人生で最善を尽くしたい」と述べた。