政府は4日午前7時すぎ、北朝鮮がミサイルを発射したとして、「Jアラート」(全国瞬時警報システム)を発令した。

SNS上では天気予報アプリの雨雲レーダー画像が拡散され、ミサイルの軌道が映っているのではないかといった声が相次いだ。これを受け、アニメ映画「天気の子」の気象監修を務めた気象庁気象研究所主任研究官の荒木健太郎氏はツイッターで、「雨雲レーダーで北海道に空白帯が見られるのは、レーダーの電波が山で遮られているためです。ミサイルによるものではありません」と説明。「誤情報にお気をつけください」と呼びかけた。

ミサイルは午前7時29分ごろ、太平洋へ通過したとみられる。