将棋の最年少5冠、藤井聡太竜王(王位・叡王・王将・棋聖=20)が初防衛を目指して広瀬章人八段(35)の挑戦を受ける、第35期竜王戦7番勝負第2局が22日、京都市の仁和寺で再開した。

午前10時を回り、両者の控室にはおやつが用意された。藤井は「くま最中(竜王戦バージョン2022)」「しろみたらし」「アイスコーヒー」「抹茶」を注文した。しゅまり豆のこしあんに黒糖と一休豆を忍ばせた「くま最中」はクマをかたどった、見た目が愛らしい逸品。えりすぐりの素材を使い、手作りにこだわる和菓子店「御室和菓子 いと達」(京都市右京区)が提供した。

昨年の竜王戦7番勝負第2局でも藤井は1日目の午前のおやつに「くま最中」を注文。2年連続で「くま最中」を選んだ。

広瀬は「千寿せんべい&摘み菓バナナ&栗尽」の和菓子セットと「抹茶」を注文した。

竜王戦は全国を転戦し、1局を2日かけて戦う持ち時間各8時間の7番勝負。先に4勝を挙げた方がタイトルを獲得する。持ち時間各8時間。昼食休憩を挟み、夜までに決着する見込み。