日本将棋連盟は11日、大村和久(おおむら・かずひさ)八段が7日に心不全のため、死去したと発表した。94歳だった。

大村八段は名古屋市出身。故板谷四郎九段門下で、1956年(昭31)2月プロに。75年3月31日付で引退した。師匠と息子の板谷進九段が亡くなった後は、東海地方の将棋界を束ねていた。また、存命する最高齢棋士でもあった。葬儀は近親者で行われたという。