芥川賞作家の平野啓一郎氏(47)が30日、ツイッターを更新。髪形に関する学校の校則問題について、「教育現場から一掃すべきだろう」との考えを示した。

兵庫県姫路市の県立高校に通う卒業生の男子生徒が、アフリカ発祥の伝統的な髪形「コーンロウ」にしていたことが校則にそぐわないとしてほかの卒業生と同じ席に座ることができなかったと報じられ、SNS上で議論を呼んでいる。

これまでにも髪形に関する校則問題は取り沙汰されてきたが、平野氏は今回の報道を受け「ばかげた髪形についての校則を教育現場から一掃すべきだろう。推奨される髪形こそ、何の根拠もない、ただ『何となく真面目そうに見える』というだけのいいかげんなもの」と指摘。「そのことのために生徒と学校との間に無駄なあつれきが生じている」と私見を述べた。