11日午前4時16分ごろ、千葉県南部を震源とする地震が発生した。最大震度5強の同県木更津市内に住む60代の男性は、「ゆらゆらと横揺れがあった後、ゴーッと音がして下から突き上げる感じでズシンと来た。たぶん1分以内だったと思う」と話した。また、70代男性は「築40年以上の古い家に住んでいるので、3分以上続いていたら家屋倒壊の恐れがあったかもしれない」と恐れていた。

木更津市に隣接する君津市内は震度5弱だった。房総半島の山中の湖畔でブラックバスやヘラブナなどのボートを貸し出す釣り宿では、「直下型みたいな感じで、東日本大震災のような大地震が来たのかと一瞬、思った。夜明け前のことだったので、これから崖崩れなどの被害が明らかになるのではないか」と語った。

震度4の富津市内にある船宿は、ちょうど乗船者の受け付けをしていたところだった。並んでいた常連客の携帯電話から一斉に緊急地震速報を知らせるアラームが鳴ったと思ったら、グラッと大きな揺れを感じたという。その後、揺れは収まり、津波の心配もないと確認して通常どおり出船した。午前6時すぎ、東京湾内では漁業関係者がいつものように操業していたという。