新型コロナウイルスの感染症法の分類が季節性インフルエンザと同じ5類に移行して15日で1週間。日刊スポーツ社会/地域情報部アンケート取材班は、東京都港区のJR新橋駅の新橋西口駅前広場(SL広場)で100人にアンケートを行った。マスクの着用について、「場面によって着用する」が65人、「場面を問わず着用する」が17人で、計82人が何らかの形で着用すると回答した。

場面によって着用するとした女子中学生(15)は「お互いの素顔を見るのが気まずい」と語った。「着用しない」としたのは18人で男性会社員(48)は「海外の人との仕事が多く、先方に合わせた」と話した。

「旅行、会食、趣味などコロナ禍で制限したり、自粛していた活動について」は88人が「コロナ禍以前と同等に戻す」と回答。「キリがない」「遊びに行きたい」という声があがった。一方で「制限や自粛を継続する」と答えたのは12人。「持病があるから」や「職場に迷惑をかけたくないから」という意見もあった。

5類移行について、5月8日のタイミングが適切だったと答えた人は55人。「どこかでけじめをつけるべき」「世間がコロナに慣れてきた頃合い」などの理由を挙げた。遅かったと回答したのは28人で「海外と比較して」「ニュースでもあまり取り上げられなくなってきていたから」。「まだ早い」は9人で「コロナはインフルとは違うから」などの意見があった。【アンケート取材班】