将棋の藤井聡太竜王(王位・叡王・棋王・王将・棋聖=20)が渡辺明名人(39)に挑戦する第81期名人戦7番勝負第4局が22日、福岡県飯塚市「麻生大浦荘」で再開され、正午になり、昼食休憩に入った。ここまでの藤井の消費時間は5時間24分、渡辺は5時間38分。対局が再開された時点で1時間45分多く残していたが渡辺が昼食休憩前から長考に沈み、消費時間が逆転した。藤井がやや優勢を築いている。藤井が勝てば、史上最年少名人&7冠に「王手」がかかる。

藤井の勝負メシは「鯛茶漬け」。お茶漬けにのせられている新鮮なタイの刺し身に、ごましょうゆだれをかける。

渡辺は「すき焼き御膳」を注文した。幻のブランド牛とも呼ばれる地元産「筑穂牛」が使われ、見た目が豪華なボリューム感がある勝負メシだ。

対局は持ち時間は各9時間の2日制。昼食休憩を挟み、夜までに決着する見込み。