昨年末の「首相公邸忘年会」報道をめぐり、6月1日付で首相秘書官を更迭された岸田翔太郎氏が、退職手当の請求権放棄と、ボーナスに当たる「期末・勤勉手当」を国庫に全額寄付することを申し立てる文書を提出していたことが、分かった。松野博一官房長官が7日の会見で明らかにした。

文書は、辞職と同じ6月1日付。松野氏は「これに沿って必要な手続きがなされている」と述べた。