将棋の最年少7冠、藤井聡太王位(竜王・名人・叡王・棋王・王将・棋聖=21)が佐々木大地七段(28)の挑戦を受ける、「伊藤園お~いお茶杯第64期王位戦7番勝負第4局」が15日、佐賀県嬉野市の老舗旅館「和多屋別荘」で始まり、定刻の12時30分になり、昼食休憩に入った。

ここまでの藤井の消費時間は2時間4分、佐々木は2時間4分。戦型は先手の佐々木が得意とする相掛かり。佐々木の19手目、跳ねた右桂に、藤井が1時間38分の長考に沈み、そのまま昼食休憩に入った。

藤井の勝負メシは「角煮御膳」。角煮のほかに嬉野温泉の名物「温泉湯豆腐」も味わえる御膳だ。

佐々木は「刺身御膳」。

対局は持ち時間が各8時間の2日制。1日目は夕方に封じ手をする。2日目は16日午前9時に再開し、夜までに決着する見込み。