来年3月16日に北陸新幹線が敦賀まで延伸されるのを前に、「福井のはとバス」とも言うべき「はぴバス」の出発式が28日、福井県敦賀市のJR敦賀駅前で行われた。福井県内のバス会社5社が協力し、観光振興のために発足した。第1便は、敦賀市から小浜市などに向かう「若狭路満喫 食と自然を愉(たの)しむバスツアー」として運行される。
現在、金沢まで運行されている北陸新幹線はこの後、石川県の小松、加賀温泉の2駅を経由し、福井県内は芦原温泉、福井、越前たけふ、敦賀の4駅に停車することになる。福井県に新幹線が走るのは初めてで、「東京から人と物が行き来できる」との期待が高い。
そこで、目玉となる東尋坊、永平寺、恐竜博物館など、点在する名所や施設などを、4駅からそれぞれ発着のバスで巡るプランが5コース作られた。東京駅に降りた観光客がバスに乗って各地を巡る、はとバスのツアーを参考にした。
兼六園や能登半島などの観光素材を抱える石川県、立山、黒部ダムなどがある富山県に比べ、福井県はどうしても認知度が低い。「4つの駅を起点にして、福井の良さを知ってもらいたい」と、同県の観光関係者は話していた。

