カンボジアから日本に高齢者を狙って詐欺電話をかけていたとして特殊詐欺の疑いで「かけ子」とみられる20~42歳の25人が逮捕された事件が、9日に放送されたフジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)で取り上げられた。

元埼玉県警捜査一課刑事の佐々木成三(なるみ)氏(46)は、詐欺にかからない方法として「ひとりで判断しない。警察か行政にどんな電話がきたかを確認する。必ず詐欺とわかりますから」と注意喚起した。

今回の事件の手口をめぐっては、介護施設の優先入居権に当選したという内容で、高齢者に絞って電話をかけていたとされている。被害者となった高齢者は「心当たりがない」と話したものの、後日、詐欺グループからの「名義貸しをした罪に問われるかもしれない」という連絡を受け、犯罪者にされないためにとの理由で金を要求される仕組みになっていたのではないかとみられている。

番組司会の俳優谷原章介(51)から「入居権詐欺というのはあまり聞いたことがありませんね」という問い掛けに、佐々木氏は「このケースは10年前ぐらいからあった」と話し「ここ数年は発生件数が減ってきていたが、一昨年からまた増えてきた」と述べ、「入居詐欺」が最近再び増えてきたことに言及した。