エジプト出身のタレント、フィフィ(47)が11日までに、自身のX(旧ツイッター)を更新。問題になっている一部YouTuberらによる「私人逮捕系」動画に疑問を呈した。

最近、痴漢をした疑いがある男性や転売など違法行為をした疑いがある人などを捕まえ、その様子を動画にしてアップする一部の「私人逮捕系」YouTuberらの行為が、法的な論議を呼んでいる。捕まえられた人が冤罪(えんざい)である可能性があることや、取り押さえる際などの暴力的な行為、また犯罪をしていなくてもいきなり動画を回されて逃げるしかない状況に相手を追い込むやり方などが問題視されている。

フィフィは、鉄道会社がこうした私人逮捕系YouTuberに警鐘を鳴らしているという内容の記事を引用。「痴漢被害を訴えてる人はその間どうしてるの?てか動画を撮って投稿する理由は?」と記した。

また別の投稿では「私人逮捕で逃げる人を追っかけて揉み合いになる動画見たけど、痴漢の冤罪で人生を棒に振るくらい酷い目にあった人もいるから、特にこうしたケースは慎重にならないといけないと思う」と私見を述べた。そして「中には本当に痴漢してなくても冤罪が怖くて逃げる人もいると思う、それこそ被害者立ち会いで捕まえるものじゃ無いの?」とつづった。

この投稿に「ほんとそう思います。冤罪でも動画を拡散されてしまうと相当な痛手だから、誰もが逃げるしかないかと」「大怪我する人が出る前にYouTube側も考えて欲しいわ 次々とBANして貰いたい」「結局は大怪我しないと解らない」「まさしく」「動画をアップしていないだけで、冤罪まがいの取り囲み・取り押さえを何度もしていると思います」「全くその通りですね」「たしかに 私刑の延長がテロだからね」などさまざまな意見が寄せられている。