作家の乙武洋匡氏(47)が25日、Xを更新。「殺害予告」が届いた立憲民主党の塩村文夏参院議員についてコメントした。

乙武氏は、塩村氏のポストを引用し「殺害予告も、電話で罵声を浴びせることも言語道断です。絶対に許してはならない。塩村議員や事務所の皆様のご心労は察するに余りあるものがあります」とつづった。その上で「しかし、後段の書きぶりでは男性が相手ならば罵声を浴びせても問題ないかのように受け取られかねません。性別への言及は不要だったように思います」と指摘した。

塩村氏はこの日、Xで「<1>昨日、殺害予告が事務所に届きました」と切り出し「塩村あやか氏を殺害し、首をノコギリで切断したいと思います。覚悟のほど宜しくお願いします」との文書が届き、警察に被害届を提出したことを報告。また「別件」として「昨日は、電話に出た女性秘書に罵声を浴びせ、侮蔑的な言葉をなげつけるご意見が多く届き困惑しています」とし「当事務所は大多数が女性で構成されており、罵声を浴びせるようなご意見はご遠慮頂きたいと思います。ご理解、よろしくお願いします」と呼び掛けていた。

塩村氏をめぐっては23日にXで、自身が国会で取り上げた悪質ホストクラブ問題の質問をめぐり、拡散されているデマに対して激しい怒りの投稿を繰り返す中、一般ユーザーのポストを取り上げ「酷いデマ。逆にどういう認知や流れでこんなデマやデマともいえない不思議な話を信じてツイートするようになるのか知りたい いつものことではありますが」と不快感をあらわにした。その流れで、これらのデマについて「最早、アンチのプロレス芸」と表現した。これに対し、新日本プロレスは24日、「プロレス芸」という表現を使ったXへの投稿の訂正と撤回を求める意見書を送付したことを明らかにした。塩村氏はその後、謝罪のコメントを掲載した。