「忠犬ハチ公」の生誕100年を記念して、ハチ公像がある東京・渋谷に全国から約40頭の秋田犬が集まり、街中を「お散歩行進」するイベントが行われた。

イベントは「秋田犬保存会」が主催。会長を務める日本維新の会の遠藤敬衆院議員は「（飼い主の）上野英三郎先生をお待ちしていたハチ公が渋谷に寄せた思い、脈々と続く秋田犬の素晴らしさ、文化として秋田犬の良さを感じて欲しい」と来場者に呼びかけ「大型犬で日本では飼育しにくいが、世界には多くの愛好者がいて家族としてかわいがっていただいている」と、アピールした。

その後、茶色、白、グレーなどさまざまな色の秋田犬たち約40頭が、渋谷区役所から渋谷の街中へ「お散歩行進」を行った。道行く人からは「かわいい」「ふわふわだ～」と歓声が飛び、携帯電話で撮影する人も多かった。

「秋田犬保存会」では3日にも都内でイベントを予定しており、世界の人に愛されている秋田犬の魅力をあらためて発信したい考えだ。