1月6日から8日まで東京・上野公園で開かれた「牡蠣フェス2024」の実行委員会は12日、公式サイトや、更新した公式X(旧ツイッター)で、食中毒事故が発生したとして謝罪するコメントを発表した。

「食中毒事故発生に関するお詫びとお知らせ」と題されたコメントでは「このたび『牡蠣フェス2024』における『牡蠣のバター醤油』ブースにおいて加熱不足による食中毒が発生したと思われ、感染者数、原因など調査中です。発症された来場者の皆様には多大なる苦痛とご迷惑をおかけした事を心より深くお詫び申し上げます」「関係者の皆様にも多大なご迷惑とご心配をおかけしました事を重ねてお詫び申し上げます」とつづり、謝罪した。

現在は「状況の把握と発症された方への対応に全力を尽くしております」と説明し「心当たりのある来場者の方は、お手数をお掛けしますが下記、問い合わせフォームより、お問い合わせをお願い致します」とも記し、症状のある人に連絡を取るように呼びかけている。

「感染状況の詳細が判明しましたら、こちらで改めてご報告をさせて頂きます。何卒、宜しくお願いいたします」とも記し、詳細については分かり次第説明するとしている。

「牡蠣フェス」は1月6日から8日の期間、上野公園の竹の台広場(噴水広場)で開催。「超巨大牡蠣鍋」が登場したほか、全国の産地の牡蠣の食べ比べや牡蠣グルメなどを味わうことができ、アイドルグループなどのステージも行われた。一方、イベントの参加者から体調不良を訴える声が相次ぎ、集団食中毒を疑う指摘も出ていた。