れいわ新選組代表の山本太郎代表は24日、能登半島地震をテーマに行われた参院予算委員会閉会中審査で、今回の地震に特化した予算委員会の開催や、その場に岸田文雄首相が出席することを求めた。

この日の閉会中審査は、衆参両院ともに計2時間半ずつ行われたが、質問時間は限られており、れいわに配分された時間はわずか6分だった。

山本氏は、質問の最後に「たった2時間半の質疑で、どうやって被災地を救うんですか。国会やってるフリは、やめたほうがいいですよ」「災害特別委員会をどうして、総理入りで開かせないんですか。過去7回、総理入りで災害特別委員会が開かれていますよ」と声を張り上げ、地震発生後の国会の対応が不十分との認識を主張した。

その上で「予算委員会を週に1度開き、能登半島地震に特化した委員会にして、総理に毎回出席を求めることをおはかりください」と、委員長に訴えた。委員長は「後刻、理事会で協議します」と応じた。