藤井聡太8冠(21)がタイトル戦20連勝の金字塔を打ち立てた。将棋の第73期ALSOK杯王将戦7番勝負第4局が8日、東京都立川市「オーベルジュ ときと」で行われ、藤井王将がストレートの4連勝で菅井竜也八段(31)の挑戦を退けた。

王将戦3連覇を達成するとともに、タイトル戦での連勝を初挑戦から無傷の「20」に伸ばし、故大山康晴15世名人が1963~66年にかけて達成した19連勝の歴代1位記録を抜いた。タイトル獲得通算20期も単独6位に浮上した。