映画監督で会社役員の榊英雄容疑者(53)が、準強姦(ごうかん)の疑いで警視庁に逮捕されてから一夜明けた21日、米国メディアも反応した。ハリウッドスターをはじめ、世界の映画やエンターテインメント情報を報じる米バラエティー誌の電子版は「日本の有名な俳優で映画監督の榊英雄が火曜日に性的暴行の疑いで東京で逮捕された」と報じた。

バラエティー誌は「日本のメディアは、今回の逮捕は16年5月に起きた容疑のある事件に関連していると報じた。また、榊容疑者が『冤罪』と容疑を否認していることにも言及した」と日本の報道を引用した。そして「暴行は、榊さんの自宅マンションで、演技指導のため20代の俳優を連れて行ったとされる。交際中、榊容疑者は入れ墨がないか確認するために女性に服を脱ぐよう頼み、女優としてのキャリアでヌードに慣れるべきだと提案したとされる。俳優と弁護士は同年9月に警視庁に相談し、23年に正式に告訴した」とも報じた。

また、榊容疑者のキャリアを紹介した上で「日本の映画・テレビ業界では、古くから要人による性的虐待や権力の乱用が取り沙汰されてきたが、表沙汰になることはほとんどなかった」と、日本の芸能界の問題点を指摘。「ハーヴェイ・ワインスタインのスキャンダルの後、英語圏の業界を席巻した#MeToo運動は、日本ではそれほど早く定着しなかった」などと報じた。