東京都の小池百合子知事は24日の定例会見で、3期目に向けて出馬が取りざたされる東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)について「現職として、日々職務にしっかり当たっている。それに尽きている」と述べるにとどめ、この日も出馬をめぐる判断には触れなかった。
都議会自民党が23日の総会で、小池氏が出馬するなら応援するという方針を打ち出したことへの受け止めを問われると「そういう報道には接している。いろいろなご意見やお励ましなどは各方面からいただいている」とかわした。
小池氏は当初、都議会自民党を「ブラックボックス」と批判して敵対してきた経緯がある。そのことについて問われると「(今は)いろんな改善をされている。都議会の方もいろいろ活発に動いているし、いいご提案などもいただいていると承知している」と、「ブラックボックス時代」からは「変化」しているとの認識を示した。永田町関係者は、かつての険悪な関係時代に比べ小池氏と自民党との距離はかなり縮まっていると指摘している。
一方、5月26日に投開票される東京都議補選(目黒区)では、自民党候補が小池氏の「応援シール」を自身のポスターにはる様子をSNSに投稿している。このことについて問われた小池氏は「衆院議員時代から存じ上げている方で、本人からも応援の要請があった。今回は(特別顧問を務める)都民ファーストの会は候補者擁立を見送っており、応援依頼に応じたところだ」と、自民候補への支援を認めた。候補者は元衆院議員で、小池氏が2008年自民党総裁選に出馬した際の推薦人の1人だったことにも触れたが、街頭での応援予定はないとした。

