地方税法改正案などの審議が行われた4日の衆院本会議で、各会派による賛否の討論が始まった際、担当大臣の村上誠一郎総務相が閣僚席におらず、討論を始めた立憲民主党の松尾明弘議員が、討論をやり直しするハプニングが起きた。

村上氏の不在は、トイレによる退席だったとみられる。

当初、村上氏が不在のまま松尾氏が討論を始めたが、立民席から村上氏が不在であることに反発の声が相次いだ。そのため、額賀福志郎議長が、一時、審議をストップ。松尾氏は演壇から降壇し、自席に戻る異例の対応を余儀なくされた。

その後、ほどなく村上氏が閣僚席に戻ったが、この間、不在だった説明を求められた。

村上氏は「大変失礼いたしました。どうしてもがまんができなかった。どうもすいませんでした。本当に失礼致しました」と、平謝り。「英語で言えば『Nature calls me』です」と述べ、トイレ退席だったことを示唆した。

それでも立民からは反発のヤジが止まらず、額賀議長が事情説明に追われることに。「さきほどは、総務大臣はやむを得ない事情で席を離れた。事情を聴いたので、議事を再開させていただきます」と述べ「こういうことが再び起きることがないように致します」と陳謝した。

「議長の責任だ」など、額賀氏の議事進行にも批判が飛んだが、結局、松尾氏は再び壇上に上がり、討論を最初からやり直した。

村上氏に対し「多くの国民の声に基づいた討論なので、大臣はよく聞いていただきたい」とチクリ指摘してから、討論を始めた。