立憲民主党の野田佳彦代表は4日、国会内で開かれた同党東京都連の定期大会であいさつし、6月の東京都議選での議席増に強い意欲を示した。「小池さんのポチみたいな人ばかりでは、世の中は良くならない」と強い調子で、小池百合子知事を支える勢力への対抗心を示した。
野田氏は、昨年の衆院選で議席を増やしたことに触れ「国会の景色が大きく変わった。同じようにと都議会の景色も変えないといけないのではないか」と呼びかけた。
「(知事与党の)自民党、都民ファーストの会、公明党。小池さんのポチみたいな人ばかりでは、世の中は良くならない」とした上で、小池氏肝いりの政策を疑問視。「私は千葉県民ですが、財政力ある東京都がうらやましい。小中学校の給食費無償化、高校授業料の所得制限なく私学も含めて支援ができるが、千葉県はやりたくてもできない。逆に言うと、『財政力がある、無駄なお金の使い方』をするのが東京都ではないか」と主張した。
昨年の都知事選でも議論になった都庁舎へのプロジェクションマッピングに「あんな無駄はないでしょう」と批判したほか、「今度は世界一の噴水を作るんだって? 150メートル?ドバイの噴水と同じくらいの?迷惑です」と、都がお台場に建設を計画している「ODAIBAファウンテン」に言及。「150メートルの噴水を見て、高速道路を飛ばして東京に入ってくるのは千葉県民ばっかりですよ。渋滞ですよ」と皮肉り、「そういう無駄を厳しくチェックする勢力を、もっと東京都議会に増やさないといけない。そのためにも立憲民主党の仲間がたくさん当選することが、必要不可欠と思っている」と訴えた。
野田氏はさらに、都議選の後に控える7月投開票予定の参院選にも触れ「東京は激戦区だが2人の公認候補、比例区でも全員の当選を果たし、都議会でも緊張感ある都政を、参院でも緊張感ある構成になるように力を結集してほしい」と、出席者に訴えた。

