国民民主党の玉木雄一郎代表は27日の定例会見で、今夏の参院選比例代表に擁立を決めた山尾志桜里元衆院議員(50)が、記者会見を開いていないことについて会見をさせるよう指摘され、「説明はいずれにしろ、求められると思う。本人にも伝えたい」と述べ、山尾氏に記者会見の開催を果たすよう、働きかける考えを口にした。

同党が14日に比例代表への擁立を発表した元国会議員4人は、当日、記者会見を開かなかった。そのうち足立康史元衆院議員は18日に大阪で取材対応し、須藤元気元参院議員は、今後の街頭演説で取材対応する考えを示している。薬師寺道代元参院議員は26日、福岡市で行われた榛葉賀津也幹事長の会見に同席した。

記者に、山尾氏に会見を開いて説明させるよう求められた玉木氏は「全国比例の候補者はある意味、党内でも競争する立場。きちんと説明をしたり、自分の思っていることを発信しない人では、なかなか票が集まらない」と指摘。「いろんな疑問を持たれたり、答えてほしいということが有権者や支援者からあるなら、しっかり説明して行くことが必要。そうしないとまず、受からない。いろんな声があるということは、それぞれの候補者に伝えていきたい」と述べた。

会見を党としてセットしては、と提案されると「本人も説明する機会があれば、述べたいと思っていると思う。何らかの形できちんと説明しないと、得票にもつながらないと思う」とクギを刺すように述べた。「説明はいずれにしろ求められると思うので、本人にも伝えたい」と述べた。

山尾氏はこれまで、出馬の経緯について自身のX(旧ツイッター)に投稿した動画などで説明しているが、会見は開いていない。「目玉候補として入ってもらったなら、堂々と説明させないと」「山尾さんの可能性をどう思って、この人を擁立したのか」などと、ベテラン記者から再三指摘された玉木氏は、「ご意見は大変重要だと思う」と理解を示した上で「会見し、自分の考えを何らかの形で伝えていくことは大事。山尾さんに限らず、持っている能力を評価して、擁立している。いいところは本人からも、党側としてもしっかり説明することが大事だと思っている」と応じた。