自民党の高市早苗総裁(64)が18日、自身のX(旧ツイッター)を更新。旧社会党時代に、自民党と組む形で誕生した自社さ連立政権で、第81代内閣総理大臣を務めた村山富市(むらやま・とみいち)さんの訃報を受けて、追悼のコメントをつづった。
高市氏は「村山富市元内閣総理大臣の御逝去の報に接し、夕方に自民党本部で会見を行いましたが、改めて哀悼の誠を捧げます。私が衆議院議員に初当選した翌年の1994年に、自民党・社会党・新党さきがけによる3党連立政権が樹立され、内閣総理大臣に就任されました。温かいお人柄と親しみやすさで、党派を超えて愛された方でした。自民党との連立によって、社会党の基本政策を大転換され、自衛隊を合憲とし、日の丸や君が代を容認された時には、大変な御心労があった事だろうと存じます」と述べた。
自身が現在、自民党新総裁として首相指名選挙を前に、日本維新の会との連立協議など激動の渦中にあることもあり、「安定した政治を実現する為に、政策の柔軟性が求められる…。今の私も、帰宅後も週末も宿舎内で会議を重ねる産みの苦しみの中にありますから、当時の村山富市総理大臣の御苦労に思いを致す事ができます」と自身の置かれた心境も重ねた。
そして「御遺族の皆様にお悔やみを申し上げますとともに、村山富市元内閣総理大臣の御冥福をお祈り申し上げます」とあらためて悼んだ。
村山さんは1924年(大13)、大分市生まれ。明大専門部卒。大分市議、県議を経て1972年に衆院初当選。1993年に社会党委員長に就任、その後社民党初代党首に就任。1994年4月に自民、さきがけとの連立政権で第81代内閣総理大臣に就任。2000年6月、政界引退。当選回数は8回。社民党名誉党首を務めた。

