石破茂前首相(68)が6日放送の文化放送「大竹まことのゴールデンラジオ」(月~金曜午前11時半)に生出演。今後の政治スタンスについて明かした。
石破氏は番組中盤にゲストで登場。MC大竹まことから「ようこそいらっしゃいました」と歓迎されると、「5年ぶりだそうで」と自ら紹介し、大竹に「5年間、いろいろありましたね」と振られると「そうっすね~、人生いろいろです」とおだやかに応じた。
MCの大竹まことは、石破氏が首相就任前から日米地位協定の改定や選択的夫婦別姓の実現に意欲を見せながらも、実現にいたらなかったことに触れ「石破さん、休んでいる場合じゃないんじゃないですか?」とハッパをかけた。石破氏は「休んでませんよ」と苦笑したが、大竹は「重責をお済みになってちょっとホッとしているかもしれませんけど、先ほど申し上げたように38%ですよ、お辞めになった時に」と、首相退任時に異例の高い支持率となっていたことも持ち出した。石破氏は「お餞別(せんべつ)みたいなもので…」と返したが、大竹は「そうじゃないんですよ、餞別じゃないんですよ、やって欲しい、という声がそれだけあるんですよ。何かって言えば、1ミリも動かなかった日米地位協定に踏み込むっておっしゃったから。石破さんは、できるできないは別にして、心の中でやるんだ、とおっしゃっていた」と主張した。
石破氏はこれに対し「自民党の中で、地位協定の改定、というのが議論がどこまで熟していたか、という話ですよ。地位協定の議論を自民党の中で突き詰めたか、というと、20何年間、私言い続けたけど『それって何?』っていう」と党内の情勢を紹介。「自民党の中で、よし、一生懸命考えようね、という議論にならなかったのは、それは私の言い方が悪かったんだろうと思う。でも自民党の中で議論が成熟していくというのは大事なことで、やっぱりこれからそれをやっていく、というのは私は大事だと思いますね」と語った。
ここで大竹はあらためて「ぜひ。先頭に立って」と訴えたが、石破氏は「私が先頭に立つと批判が100倍ぐらい来るから気を付けないと」と自虐。「石破さんの役目はまだ終わってませんよ」とかぶせられると、石破氏は「まだ生きてます」とジョークも飛ばしつつ「でもそうするとさ、大竹さんさ、『再登板に意欲』みたいな見出しになっちゃうワケ」と苦笑した。
大竹は「まあね。いいじゃないですか、世間にはどう言われようと。再登板だろうとなんだろうと、まだやりたいことが私にはありますとおっしゃってください」と要望したが、石破氏は「政権がスタートしたばっかなんだから、本会議場で『高市早苗』と書いた責任はあるんですよ、自分には」と強調した。

