田中真紀子元外相(81)が25日、日本テレビ系「情報ライブミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)にリモートでで生出演。高市早苗首相政権の支持率が高いことなどについて、本音で私見を語った。
この日、高市政権について取り上げる中で、支持率が高い話題に。番組側が用意した田中氏の「あまりにも支持率が高すぎる」というコメントがフィリップで紹介された。
司会宮根誠司が「高すぎますか?」と聞くと、真紀子氏は「いやもう、腰を抜かしておりましてですね、“あー、世間ってそういうものか”と。私ってどんなに世間知らずだったのか、とつくづく感じております」と高支持率への違和感を皮肉交じりに語った。
そして宮根が「こんなに高いのはどうなんですか?」と質問すると、真紀子氏は「一般の方たちはやっぱり、よく分かってておられないんじゃないか、という思いが根底にあります」と述べた。
高市早苗首相は、先月7日に行われた衆院予算委員会で、中国が台湾に侵攻する事態「台湾有事」について、安全保障関連法の規定において集団的自衛権行使が可能となる「存立危機事態」に該当するかを聞かれ、台湾を支援する米軍が中国から攻撃される例を挙げた上で「武力の行使も伴うものであれば『存立危機事態』になり得るケースだと考える」などと話した。
真紀子氏はこの件について「ただ、高市総理のこないだの発言についてはちょっとお立場を考えると不用意だったかなと。総理の発言の重さ、影響力が世界にバッと伝播する…ということをあまりよく分かっておられなかったんじゃないかと思います」と指摘。宮根から「自分の信念を思い切って言ったのか?」と聞かれると、真紀子氏は「あの場で内閣総理大臣と言う立場で仰ったということは不用意だったと思います」と述べた。
宮根が「高市さんはぶれているのかぶれていないのか。これから日中の関係はどうしていったらいいのか」などと問うと、真紀子氏氏は「ぶれてるぶれてないじゃなくて このかたの歴史と言うか外交の認識というものを問いたいと思う」とし、1972年の日中共同声明の内容を細かく説明。「そういうことをしっかりとこのかたが認識していれば ポロリ発言というような形もなかったのではないかと。 あの場で台湾についてああいう発言を だから私は政治家としての総理としての発言の重さ、影響力ということについてこのかたはちょっとご存じなさすぎるというふうに感じています」と続けた。
宮根が「もう言っちゃたから、高市さんは。これはどこかで修正するというか、日中の関係を良くしないきゃダメということですか?」と聞くと、真紀子氏は「ダメということです。もう遅すぎます。即やるべきですよ、あの瞬間に。政治家しては能力的なものはクエスチョンマークだと思うんですけど。それと高市さんには取り巻きの議員だとか仲間だとか役人だとか…私だって結構いましたよ、マスコミもいたし…それが、彼女はいないんですね。このかたそれがないからね」とぴしゃりと指摘した。

