テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)は9日の放送冒頭で、8日に投開票された第51回衆院選で、自民党が公示前議席198から、戦後初となる単独で3分の2を超える316まで議席を伸ばし、歴史的圧勝を収めたことを速報した。
自民が「ひとり勝ち」状態になる一方で、野党第1党の中道改革連合は、公示前167から49議席に大激減し、歴史的な惨敗となった。「総理大臣は自分か、自分以外か」のシンプルな構図をつくった高市早苗首相(自民党総裁)の戦略勝ちの結果でもあった。
冒頭部分で出演した同局政治部官邸キャップの千々岩森生記者は、今回の結果に関する自民党内の受け止めを問われ、「選挙中盤くらいに、総理側近から『遊説に集まる人がすごい』と。高市さんがアイドルのようになっている、という言葉が聴かれるようになった」「実際に選挙を戦った複数の議員は、『今回は、高市推し活選挙だった』という肌感覚のようなものを持っている」と述べ、「サナエ推し活選挙」の側面が色濃かったことを、自民党内でも受け止められていることを証言した。
その上で、「一方で、昨日ある自民党幹部と話をしたが、『そんなに強いんだろうか。よく分からない』と、首をかしげるんです」と口にし、「高市自民に突風が吹いたという実感は党内で共通しているが、理由が幹部でさえ明確につかめない。ストンと落ちないという空気感も伝わってきました」と明かした。
「期待値が高すぎるから、ちゃんとやらないと簡単に失速する」という警戒感があったことも紹介しながら、「(選挙で)すさまじい数を取ったあとに、そんなに政権が長く続かないというパターンもこれまで永田町ではある。いろんな方が、という言い方も変ですが、当選して『なんとかチルドレン』が批判されるケースも、何度も目にしている。そこへの警戒感もある」と述べ、過去の選挙で、多く当選してきた新人議員らが問題を起こしたケースもあることに触れた。

