元TBSキャスターで立憲民主党の杉尾秀哉参院議員(68)が18日、参院予算委員会で松本洋平文科相の不倫疑惑を追及した。
この日の昼、既婚女性と不倫関係にあったとする「週刊文春」報道の続報が出た。文春オンラインで「《議員会館で性行為の証言も“W不倫”松本文科大臣が不倫相手に“口止め工作”をしていた 文春記者の直撃後に…『連絡して』『詐欺グループが使っているやつ』」との見出しで当該女性への口止め工作疑惑などを報じる記事だった。
杉尾氏は「先ほど12時に公開された週刊文春デジタル版。ご自身の問題の続報が掲載されています。お相手の女性の赤裸々告白ということで。大臣、衆議院の質疑の中で本件について、件の女性と一緒に議員会館の自室に行ったことを認めておられますけど、この記事によると、大臣の説明と180度違うですね。大臣は『意見交換、普通に話をしただけ』と答弁しました。ところがこの女性によると、不適切な行為に及んだとはっきりおっしゃってます。大臣、虚偽答弁ですね」と指摘した。
松本氏は「私の週刊誌の記事につきましておわびを申し上げたいと思います」とした上で「衆議院の予算委員会でも質問を受けまして、答弁をさせていただきました。その通りであります」と返答した。
杉尾氏が「その通りとは、記事の通りですか」と質問すると、松本氏は「私の答弁の通りでございます」と即答。さらに杉尾氏が「この女性によれば、発覚後、うその証言を強要した。署名を求めたとあります。こんな具体的に話されてるんですけど」と追及すると、松本氏は「大変恐縮ではありますけど、相手のあることでもありますので、コメントは差し控えさせていただきます」などと語った。
杉尾氏は「今も衆議院で同じ答弁をされたんですが、この女性の方はですね、『彼はお相手がいることだからという理由で詳細な説明を避けていますが、私はすべてを認める覚悟がある.私を盾に逃げ回るのは卑怯だ』っておっしゃってます。いかがでしょう」と続けた。松本氏は「大変恐縮ではありますけど、相手のあることでありますので、コメントは差し控えさせていただきます」と繰り返した。
杉尾氏が「相手がこういうふうに言ってるんですよ。いかがですか」と語気を強めると、松本氏は「繰り返しのお答えになって恐縮ですけど、相手のあることでありますので、私はこれに対してのコメントは差し替えさせていただきます」とかわした。
さらに杉尾氏は「最後にこういうくだりがあります。『洋平ちゃん、うそはやめよう』」と投げかけると、松本氏は「これまで衆議院を含めて答弁をしてきた通りであります。個別のコメントに関しましては、相手がありますので、ご容赦いただきたい」と返答。
当該記事については読了済みだという。読んだ感想を聞かれた松本氏は「またこれも相手があることですので」などと定形文で乗り切った。一連のやりとりを受け、杉尾氏は「説明ができないなら、後日詳細な回答をください。そして文章でお願いします」と要求。それに対しても松本氏は「相手があることなので」の1点張りだった。
最初の文春報道では、関係にあった当時の2022年8月、相手女性を議員会館に招いたとされる。文春によると、松本氏は2020年ごろから女性と不倫関係にあったという。松本氏が女性を議員会館に招いたとされる。
松本氏は12日、国会内で報道陣の取材に応じ、ついて事実を認め、謝罪した。「過去の出来事」とした上で「当時、妻には大変叱責(しっせき)された。話し合いをし、私の謝罪を受け入れてもらった」と説明。「大変厳しいお声があるのは重々承知しているが、重要な法案を抱えている時期でもあり、全力でこれからも頑張りたい」として、辞任は否定している。

