<1>19年・3連単449万7470円=優勝馬ミスターメロディ

高松宮記念を制したミスターメロディ(2019年3月24日撮影)
高松宮記念を制したミスターメロディ(2019年3月24日撮影)

3番人気のミスターメロディが福永騎手を背にG1初制覇を飾った。2枠3番の好枠から好位をキープ。直線で半馬身、抜け出した。

2着は2年前の覇者ながら、12番人気だったセイウンコウセイ。3着には後方から差してきた、ブービー17番人気のショウナンアンセムが入り、3連単は449万7470円という高額配当となった。

その3連単に加え、3着アンセムの複勝6410円、2、3着のワイド8万8520円、枠連3万3310円、3連複87万740円はそれぞれ、高松宮記念の式別最高払戻金額を記録した。

なお、1番人気ダノンスマッシュは4着だった。


<2>07年・馬連4万250円=優勝馬スズカフェニックス

高松宮記念を制したスズカフェニックス(2007年3月25日撮影)
高松宮記念を制したスズカフェニックス(2007年3月25日撮影)

武豊騎手騎乗の1番人気スズカフェニックスが2馬身半差で快勝した。G1初挑戦で、芝1200メートルも初めてだったが、中団の前から鋭く抜け出した。

2着は中団から差した13番人気のペールギュント。5番人気までの単勝オッズが7倍未満と上位5頭に人気が集中したため、13番人気でも単勝は105・5倍という人気薄。そのため馬連は4万250円というびっくり配当になった。


<3>22年・3連複52万5080円&3連単278万4560円=優勝馬ナランフレグ

高松宮記念を制したナランフレグ(2022年3月27日撮影)
高松宮記念を制したナランフレグ(2022年3月27日撮影)

8番人気のナランフレグが狭いところを差し切って勝利。重賞初制覇がG1となった。鞍上の丸田騎手、管理する宗像師もうれしいJRA・G1初勝利となった。

2着は5番人気のロータスランド。3着にブービー17番人気のキルロードが入り、3連複52万5080円、3連単278万4560円という高配当になった。

ハナを切った1番人気レシステンシアは6着だった。