<1>ダノンハーロック(土曜小倉11R・阿蘇S)

1年4カ月の長期休養明けを使われ、動きが変わってきた。9日には坂路4ハロン50秒1-37秒3-24秒7-12秒6を計時し、自己ベストを更新。たたかれたことで良化気配が見て取れる。

舞台の小倉ダート1700メートルはデビュー戦で5馬身差圧勝の舞台。舞台適性を味方に、オープンクラスでの善戦止まりに終止符を打つ。


<2>アリスヴェリテ(土曜小倉9R・筑紫特別)

9日の栗東坂路で見習騎手を背に4ハロン52秒2-37秒9-24秒3-12秒1をいっぱいでマーク。先週2日、7月26日にも栗東坂路でラスト1ハロン12秒0を計時している。

前走カーネーションCは好位追走から0秒2差3着。2走前にはスイートピーS2着、4走前のG2・チューリップ賞は8着も勝ち馬モズメイメイからは0秒3と差はわずかだった。小倉芝1800メートルは新馬勝ちした舞台。好位で立ち回れれば新馬勝ち以来の勝利を挙げるとみた。


<3>ダンシングニードル(土曜新潟11R・稲妻S)

9日の栗東坂路を馬なりで4ハロン54秒4-38秒9-24秒5-11秒9をマーク。ラスト1ハロンは同馬の自己最速だった。

前走の芝直線1000メートル・3歳上1勝クラスは古馬相手も50キロの軽量を味方に、3番枠からカルストンライトオのレコードに0秒2差まで迫る53秒9をたたき出した。今回は3勝クラスに格上挑戦も、52キロのハンデなら連勝も可能だ。


【先週の結果】

<1>アスクドゥラメンテ

土曜新潟10R・柳都S 1着(1番人気)

<2>コンプラセンシア

日曜札幌8R・3歳上1勝クラス9着(3番人気)

<3>カジュフェイス

日曜新潟10R・驀進特別 8着(3番人気)

◆日刊スポーツDB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。

5月20日、カーネーションC3着に敗れたアリスヴェリテ
5月20日、カーネーションC3着に敗れたアリスヴェリテ
7月29日新潟12R3歳上1勝クラスを制したダンシングニードル
7月29日新潟12R3歳上1勝クラスを制したダンシングニードル