波乱傾向の牝馬限定戦、中山牝馬S。昨年は3連単173万円超えの大波乱。過去10年の3連単は全て万馬券と波乱傾向のレースであり、単勝1番人気の成績は【1・2・3・4】勝率10%、複勝率60%と馬券には絡むが1勝しかしていない。

今回はアートハウスとスルーセブンシーズが人気を分け合いそう。アートハウスは1着、着外を繰り返す戦績。前哨戦を勝ってG1で敗れるのは仕方ないかもしれないが、57キロのトップハンデは今年から全体的に斤量が重くなったとはいえ楽ではなさそう。前走愛知杯1着馬の成績は【0・0・0・4】と苦戦している。

このレースは大外枠の活躍が目立つ。大外枠の成績は【3・0・2・5】勝率30%、複勝率50%。昨年はクリノプレミアムが大外からまくりを決めたが、過去にはカワキタエンカが大外から逃げて1着(2018年)など脚質は不問だ。

本命は(14)ウインピクシス。逃げ馬不在のメンバー構成で、同レース好成績の大外枠からスムーズにスタートを出られれば主導権を握れそう。2連勝中の勢いに期待したい。対抗は(8)スルーセブンシーズ。前走牡馬相手に斤量56キロを背負い快勝。今回2キロ減の54キロ&同馬で2勝をあげているルメール騎手が騎乗するのは魅力。

【中山11R・中山牝馬S】

◎(14)ウインピクシス◯(8)スルーセブンシーズ▲(9)クリノプレミアム

【買い目】

3連単2頭軸マルチ30点

(8)(14)軸(4)(5)(7)(9)(12)