17日に3鞍の新馬戦が行われた今開催の浦和。抜群のスタートから2馬身半差の逃げ切りで制したトビーズコーナー産駒のアンバードレス(牝2、酒井一)は母ミヤビオウカの子で初めて新馬戦を制した。母の母は旭川デビューで北海道時代に中央の芝で勝ち、中央移籍2戦目のチューリップ賞を11番人気で逃げ切ったジョーディシラオキ。その母ジヨーデイアレストからはユニコーンSを制した船橋のヒミツヘイキも。何かやってくれそうな牝系だ。

騎乗した森騎手は「楢崎元騎手が乗っているので、口向きの作り方とか、よく調教されていて、すごく安心して乗れました。気性もちょっと間違ったら危うさはあると思うけど、そこもていねいケアしてくれていて、この分なら距離が延びても対応できそう」と調教技術を高く評価していた。

21年12月に騎手を引退、厩務員を経て、今年4月に調教師補佐となった楢崎功祐補佐(42)。厩務員時代を含めて担当馬が新馬戦を制したのは今回が初めてとのことだが、聞けば「失敗したら乗りづらくなりそうだったけど、だいぶ乗りやすくなりました」というから、やはり森騎手の言葉通りのようだ。これは今後にも期待したい。【牛山基康】