アメリカ競馬の祭典・ケンタッキーダービーの馬券が今年も発売される。中心は地元のレネゲイド(牡、T・プレッチャー)だろう。2走前のサムエフデービスSで初勝利を挙げ、続けてアーカンソーダービーを4馬身差で圧勝した。使いつつパワーアップしており、このレースぶりならチャーチルダウンズでも好レース間違いなしだ。

 強敵は4連勝中のコマンドメント(牡、B・コックス)。使うごとに距離を延ばし、未勝利戦、ムーチョマッチョマンS、ファウンテンオブユースS、フロリダダービーを制覇。勢いに乗って5連勝を狙う。

 日本からはUAEダービーを制したワンダーディーン(牡、高柳大)、伏竜Sで無傷の3連勝を飾ったダノンバーボン(牡、池添)の2頭が参戦する。


 

 ◆発売方法 即PAT、A―PATで、同2日午前7時から発走時刻2分前まで。JRAダイレクト・プッシュホンでは発売しない(また、前日午後5時半~7時半はメンテナンスのため一時発売を中断する)。競馬場、ウインズ(UMACA)などは同2日(土)の各事業所の発売開始時刻~営業終了時刻。UMACAスマートでも発売を行う。詳細はJRAホームページの海外競馬「発売のルール」で確認を。



 ◆チャーチルダウンズ競馬場 ケンタッキー州ルイビル南部にあるアメリカでも有数の競馬場。楕円形の左回りコースで、ほぼ平たん。内側に1408メートルの芝コース、外側に1609メートルのダートコースがあり、直線は約376メートル。アメリカは小回りの競馬場が多い中、チャーチルダウンズは直線が長め。21年に芝の全面張り替えを行い、昨年から開催を再開した。ケンタッキーダービーが行われるダート2000メートルはスタンド前から発走し、トラックを1周する。日本のダートは砂だが、アメリカは土で、馬場の質がまったく異なる。


 ◆昨年VTR 

 3番人気のソヴリンティがG1初制覇を果たした。水の浮くような不良馬場の中で道中は後方待機。直線は外めからしぶとく伸びて1馬身半差で差し切った。生産者で馬主のゴドルフィンにとっても念願のケンタッキーダービー初優勝。2着はジャーナリズム、3着はバエザが入った。日本勢はルクソールカフェが12着、アドマイヤデイトナは19着に終わった。



 ※過去10年を参照する。(20年のみ9月開催)。

 ☆調教国 地元馬が上位を独占しており、連対した20頭はすべて米国馬。日本馬は過去に計10頭が参戦し、24年フォーエバーヤングが3着に健闘して日本馬歴代最高着順となった。過去10年でも米国馬以外が馬券に絡んだのはフォーエバーヤングのみ。

 ☆調教師 B・バファート師とW・モット師は各2勝。

 ☆前走 前走フロリダダービーで連対した馬が4勝している。

 ☆前走着順 馬券に絡んだ30頭の前走着順を見ると、すべて前走6着以内の成績だった。(18年の勝ち馬ジャスティファイは前走1位入線も失格)。