オープン初戦がG1挑戦となるハーツイストワール(牡6、国枝)は同じく天皇賞・春に出走するハヤヤッコ(古馬オープン)と併せ馬を行った。2戦ぶりにコンビを組むルメール騎手を背に、僚馬に内から追走併入。6ハロン84秒9-12秒0でゴールした。

ルメール騎手は「馬の状態はすごくいい。走り方がとても柔らかかった。3200メートルは問題ない。ハーツクライの子なので距離は延びても大丈夫。G1で違うレベルだけど、能力はあるので最後は切れる。特に長い距離でいい脚を使いますね。楽しみ。ノープレッシャーで人気はないけど自信はある。阪神の方がこの馬にはプラス。この馬は2000メートルでは長くいい脚を使ったけど、3200メートルなら切れる脚を使える。ちょうどいいですね。今日の反応もとても良かったですし、冷静に走っていました。いい加速をしていました。(サウジアラビア、ドバイで重賞を連勝した)ステイフーリッシュみたい。長い距離で重賞レベルだと思います」と手応えを深めた。