単勝2番人気のタイトルホルダー(牡4、栗田)がG1・2勝目を手にした。馬場状態はやや重、勝ち時計は3分16秒2。

好スタートからハナを切ると、水分を含んだ馬場をものともせず、軽快なリズムで馬群をけん引。内回りに入る2周目の3~4コーナーでも手応えは十分で、直線に向くとすぐに後続を引き離した。最後は7馬身差。昨年の菊花賞で見せた5馬身差の圧勝以上に、強い勝ち方だった。

JRA・G1初勝利となった鞍上・横山和生騎手(29)は「G1を勝ったというより、タイトルホルダーと勝ててうれしかったです」と喜びを伝えた。横山和騎手は、祖父富雄(71年メジロムサシ)、父典弘(96年サクラローレル、04年イングランディーレ、15年ゴールドシップ)に続き、親子3代制覇となった。

2着は1番人気ディープボンド。4番人気のテーオーロイヤルが3着に入った。

馬連(16)(18)は520円、馬単(16)(18)は1230円、3連複(7)(16)(18)は1580円、3連単(16)(18)(7)は6970円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)