今週の日曜東京メインは、春のマイル王を決める安田記念(G1、芝1600メートル、6月5日)が行われる。

ダート王カフェファラオ(牡5、堀)が芝G1優勝で二刀流を完成させる。前走のフェブラリーSを連覇し、今回は同じ東京マイルの芝に狙いを定めた。昨夏の函館記念は58・5キロ、初芝、もまれる内枠と厳しい条件下での9着。好走の見立てがあるからこそ、陣営は2度目の芝起用に踏み切った。

堀師は「徹底的な基礎体力の強化に努めてきました。この舞台への適性はあります」と手応えを語った。