今週の日曜東京メインは、春のマイル王を決める安田記念(G1、芝1600メートル、6月5日)が行われる。

フェブラリーS連覇のカフェファラオ(牡5、堀)は血統的に芝挑戦の根拠がある。1歳上の半姉リーガルグローリー(父アニマルキングダム、現役)は米国ですべて芝を走り、18戦11勝(G1・2勝含む重賞6勝)。5歳上の半兄ナイトプラウラー(父ジャイアンツコーズウェイ)も芝で重賞2勝を挙げている。牝系は芝が得意。父系に転じれば、5月29日にフランスの3歳牝馬G1サンタラリ賞をアメリカンファラオ産駒アバブザカーブが快勝した。「函館記念の走りから(芝は)こなせそうで、この舞台への適性はある」と堀師。ダート王の挑戦が侮れない。