宝塚記念を制しG1・3勝目を挙げたタイトルホルダー(牡4、栗田)が30日、美浦トレセンで調整した。

暑さの厳しい午前7時ごろ、僚馬とともに南コースの角馬場に姿を現した。20分ほどゆったりと体をほぐしながら、時折頭を振るしぐさも見せた。宝塚記念を2分9秒7のコースレコードで制した反動も感じさせず、終始元気いっぱいの様子だった。

栗田師は「レース後に状態をチェックしましたが、問題なさそうです。今週いっぱいは(トレセンで)様子を見て、来週近郊の牧場に放牧に出します」と話した。今後は凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月2日=パリロンシャン)へ直行する予定。