競馬界のニューヒロインだ! 新人の今村聖奈騎手(18=寺島)が、24年ぶり史上4人目の「ルーキー重賞初騎乗初勝利」を果たした。ハンデ最軽量48キロの2番人気テイエムスパーダ(牝3、五十嵐)と果敢に逃げ、1分5秒8の日本レコードV。記録ずくめの快挙を成し遂げ、JRA所属の女性騎手では藤田菜七子騎手(24=根本)以来2人目、芝では史上初の重賞ウイナーに輝いた。

地方の女性ジョッキーも、称賛の声をあげた。女性騎手歴代最多1067勝の宮下瞳騎手(名古屋)は「テレビで見てましたが、すごくカッコ良かったです。私もパワーをもらいました。これからが本当に楽しみです」。通算480勝の木之前葵騎手(名古屋)も「本当に堂々としてましたし、度胸があると思いました」と感心していた。