国内最大の競走馬セリ「セレクトセール2022」が11日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われた。(落札価格はすべて税抜き)

関連会社が開発した「ウマ娘」の親会社サイバーエージェントの藤田晋社長は、初参戦した昨年に続き存在感を示した。昨年の1歳部門に投じた計12頭、総額15億4100万円には及ばなかったが、計9頭の総額は11億4400万円に上った。最高額は2億1000万円で落札したコーステッドの21(牝、父ダイワメジャー)。きょうだいには今年のダービーで1番人気に支持されたダノンベルーガがいる。その他にもフォースタークルックの21(牡、父ドゥラメンテ)を2億円、ハーツクライの最終世代スパニッシュクイーンの21(牡)を1億7500万円で手に入れた。

藤田晋社長は「専門家にご協力をいただきながら、かなり綿密に計画を立てていました。(1日目の最高額)モシーンも最後まで競ってたんですけどね。計画通りに買えましたし、目標頭数、1頭の平均価格も想定以内です。コーステッドは買えると思ってなかったし、意外と上がらなかったので買えてよかったです」と満足そうだった。