国内最大の競走馬のセリ「セレクトセール2022」の2日目、当歳部門が12日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われた。

セール2日目の当歳部門は上場236頭中225頭が競り落とされた。落札率は95・3%。1頭当たりの平均落札額は5730万円で、昨年の5128万円から600万円ほど上昇した。落札総額128億9250万円も、昨年の109億2300万円から大幅増。2日間の落札総額は257億6250万円で昨年の225億5600万円を32億円以上も上回り、過去最高を更新した。日本競走馬協会の吉田照哉会長代行は「予想を超える結果です。売却率が95・3%まで上がったのはすごく大きい。馬を購買する意欲のある方が多かったし熱心なのが伝わってきました」と笑顔で振り返った。